新しいパンケーキの一つ、ダッチベイビー。
パンケーキブームはまだまだ続きそうですが、スキレットで焼くダッチベイビーも人気のパンケーキも一つです。
ダッチベイビーはフライパンでなく、オーブンで焼き上げます。
オーブン任せなので、フライパンで焼くパンケーキのようにコツはいりません。
スキレットがあれば、とても簡単に短時間で作れます。
ダッチベイビー
材料(15センチのスキレット1個分)
・薄力粉 40g
・牛乳 50ml
・卵 1個
・砂糖 8g
・塩 一つまみ
・バター 10g
・トッピング 粉砂糖、レモン、バニラアイス、メープルシロップ 各適量
作り方
準備、オーブンを200度に予熱します。天板もスキレットも予熱します。
1、ボールに卵と牛乳、塩、砂糖を混ぜ、薄力粉をふるい入れ、さらに混ぜます。
2、温めたスキレットを取り出し、バターを入れます。すぐにバターが溶けます。
3、スキレットに1の生地を流し入れ、200度のオーブンで15分焼きます。
4、焼き上がりです。焼き立てはかなり膨らんでいますが、すぐに真ん中がしぼんできます。
5、お好きなトッピングでいただきます。粉砂糖、レモン、メープルシロップが基本です。今回は、バニラアイスをプラスしました。
アツアツなのにひんやり。とっても美味しいですよ。
トッピングは、季節の果物を入れたり、クリームチーズ+メープルシロップの組み合わせもおいしいですよ。
名前の由来は?
ダッチ(オランダの)ベイビー(赤ちゃん)という変わった名前。
しかし、オランダ料理ではありません。ドイツのパンケーキです。
ドイツなのになぜダッチなのか、何故英語なのか、不思議なネーミングですよね。
ちょっと調べてみました。
「ダッチベイビー」という名前は、今から60年以上も前に、アメリカの老舗パンケーキ店「オリジナルパンケーキハウス」の2代目オーナーが考案したネーミングです。
もともとは「ジャーマンパンケーキ」という名前で販売されていたのですが、サイズが大きすぎて残してしまう人が続出。そこで、2代目オーナーが食べやすいサイズで販売するとともに、ドイツ(ジャーマン)の隣国でドイツよりも小さい「オランダ」の名前をとり、お年寄りから「赤ちゃん」まで食べてもらいたいという想いから「ダッチベイビー」と名づけたそうです。
これは、パンケーキのサイズが小さいから「ダッチベイビー」と名付けたという説。
また一方で、こんな説もあります。
ダッチ・ベイビー・パンケーキは、Victor Mancaが所有するワシントン州シアトルの家族経営のレストランManca’s Cafeで1900年代の前半に導入された。これらのパンケーキはドイツのパンケーキ料理に由来するものの、「ダッチ・ベイビー」という名称はVictor Mancaの娘の一人によって命名されたと言われている。
ダッチベイビーの名前の由来は、いくつかの説があるようですが、いずれにしても、アメリカ発祥のドイツ風パンケーキのようです。
まあ、名前の由来はともかく、可愛くて美味しいパンケーキです。
生地の真ん中の部分は、冷めるとどんどんへこんでいきます。
食べるとモチっとした食感です。まわりの焼き色がついた部分は、カリカリとした食感です。
材料はシンプルで、オーブンに入れれば、ほっておいても出来てしまいます。
是非、作ってみてくださいね。
他のメープルスイーツレシピはこちらへ。

コメント