チョコレートを電子レンジで溶かすつもりが、失敗したことはありませんか?
繊細なチョコレートは本来湯煎で、温度を気にしながら溶かすものです。
レンジで急激に加熱すると失敗してしまうこともあります。
でも、湯煎はメンドウ。温度計なんて持っていない、簡単にチョコを溶かしたいという方も多いでしょう。
この記事では、
- 失敗しないレンジでチョコを溶かす手順とコツ
- レンジでチョコを溶かすのを失敗した時の復活方法
を解説します。
失敗しないレンジでチョコを溶かす方法
レンジでチョコを溶かすのが難しいのは、チョコの温度調整が難しいためです。
チョコは繊細な食材。急激な温度変化に弱い性質を持っています。
レンジでチョコを溶かすときには、手順とコツをおさえておきましょう。
レンジでチョコを溶かす手順
レンジでチョコを溶かす時は、低出力で少しずつ加熱するのがポイントです。
- チョコを細かく刻んで耐熱容器に入れる
- 500W程度の低出力で30秒加熱
- 一度取り出してかき混ぜて均一にする
- さらに30秒加熱して同じようにかき混ぜる
- 2~4の作業を繰り返し、溶ける直前まで加熱する
加熱時間は目安であり、チョコの量や種類によって異なります。
チョコの量が少ない場合は、時間も短めに、様子を見ながら調整してください。
加熱しすぎるとチョコが焦げて苦味が出ることもあるので、少しずつ加熱すること!
溶かしたチョコは、使う前にしっかり混ぜて均一にし、急冷して固めるときれいな仕上がりになります。
レンジでチョコを溶かす3つのコツ
チョコレートを溶かすコツは3つあります。
このコツをおさええおけば、失敗しないで済みますよ。
- チョコレートに水分が入らないようにする
- チョコレートの温度を管理する
- チョコレートを均一に混ぜる
チョコレートに水分が入らないようにする
チョコに水分は大敵!
チョコレートに水分が混入してしまうと溶けなくなるため、水が入らないように注意しましょう。
ボウルやスプーンなどの器具も、しっかり拭いて乾燥させてくださいね。
チョコレートの温度を管理する
次に、チョコレートを溶かす適切な温度管理が必要です。
適正温度より高いとダマができてしまいます。
一度固まったチョコは、元に戻らないので気をつけてください。
チョコレートを溶かすときは温度計を使って確認しすると失敗がありません。
チョコレートを均一に混ぜる
チョコレートを溶かすときに、温度計を使うのはメンドウ、そもそも温度計を持っていないということもあるでしょう。
加熱しながら、チョコを均等にかき混ぜると、温度が一定になりやすいです。
ずっと長時間加熱すると、均等に火が通りません。
こまめに混ぜながらレンジにかけてくださいね。
レンジでチョコを溶かすのを失敗した時の復活方法
レンチンでチョコをうまく溶かせなかった場合、復活させることはできるでしょうか?
溶かしたチョコの状態によって、対処方法は変わります。
- チョコが溶けない場合
- チョコが固まった場合の対処法
- チョコが焦げた場合の対処法
失敗したチョコの再利用法もチェックおさえておきましょう。
チョコが溶けない場合の対処方法
レンジ加熱してもチョコが溶けない場合、加熱時間が足りない可能性があります。
レンジのワット数を上げると焦げやすくなるので、様子を見ながら加熱時間を徐々に増やしましょう。
チョコレートの量が多ければ、当然、加熱時間も長くなります。
かき混ぜながら、追加で加熱してください。
チョコが固まった場合の対処方法
固くなりすぎたチョコは湯煎にかけて溶かし直すことで、再度使える状態に戻る場合があります。
しかし、風味やツヤは落ちます。
溶かしては使えない状態なら、チョコとしてそのまま食べても大丈夫。
固まったチョコを使う予定がない場合は、小さなカットにして保存しておくと便利です。
お菓子作りに利用することもできます。
無駄にすることなく、上手に使い切りましょう。
また逆に、チョコが溶け過ぎてしまった場合は、冷蔵庫で冷やして固めることで元の形に戻すことができますよ。
チョコが焦げた場合の対処方法
チョコを加熱しすぎると、水分が飛び過ぎて焦げることがあります。
固まってボソボソになった状態です。
こうなると、残念ながら元には戻せません。
食感が悪くなり、苦みもでます。
新しく別のチョコを用意して、溶かしチョコを作って下さい。
溶かすのを失敗したチョコの再利用
失敗して焦げたチョコでも、そのまま捨てるのはもったいないですね。
焦げた部分が少ないなら、取り除いて残りを使いましょう。
その場合、焦げた部分を取り除いても、焦げた匂いが取れないこともあります。
そのまま食べるのではなく、ケーキやクッキーの材料を使えば、匂いは気にならなくなりますよ。
溶けた状態には戻りませんが、アレンジ次第で美味しく食べることができます。
- 焼きチョコとしてそのまま食べる
- ナッツを合わせて、チョコ菓子として食べる
- 食パンに乗せて焼き、チョコトーストで食べる
- 温めた牛乳に溶かしてホットチョコミルクにして飲む
- クッキーや焼き菓子などに、チョコチップの代わりに入れる
チョコを溶かす時レンジで失敗したら復活できるかまとめ
以上、電子レンジでチョコを溶かすとき、失敗しない方法や失敗した時の対処法についてお伝えしました。
本来は、湯煎で温度管理をしながら溶かすチョコレート。
電子レンジを使えば気楽に溶かすことができます。
ポイントをおさえて失敗しないようにしたいですね。
きれいに溶けなかったら、上手に再利用して美味しくいただきましょう♪
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