ウインナーを使わないポトフのアイデアとレシピを紹介します。
ポトフを作るとき、メイン食材としてウインナーを入れることが多いでしょうか?
でも、家の冷蔵庫にウインナーがなかったり、ウインナーが苦手な方もいるいますよね。
我が家は子どもがウインナーが苦手。そのため、ポトフにウインナーを入れないことが多いです。
ウインナーなしでも、十分美味しいポトフが作れますよ。
この記事では、ポトフのウインナーの代わりの食材と、野菜だけのポトフのコツ、ウインナーの代用品を使ったポトフのレシピをまとめています。
ポトフのウインナーの代わりを探している方は、ぜひ参考にしてください。
ポトフのウインナーの代わりになる食材は?
栄養豊富な具材たっぷり、特に寒い冬に食べたくなるポトフ。
メイン食材の定番、ウインナーがなくても大丈夫。
家にある材料を活用して、美味しいポトフを作りましょう。
ウインナーの代用品でポトフを気楽に作ろう
ウインナー抜きでも、ポトフを美味しくする代用材料をご紹介します。
ウインナーのように出汁が出るものが良いです。
以下のようなアイデアがあります。
- ベーコン
- 魚肉ソーセージ
- 竹輪(ちくわ)、蒲鉾(かまぼこ)
- ブロック豚肉
- 手羽元、手羽先
- 肉団子
牛肉でポトフを本格的に作ろう
もともとポトフは、フランス起源の伝統的な煮込み料理です。
具体的には、牛肉と野菜を水やブイヨンをじっくりと煮込んだスープ料理を指します。
伝統的なレシピでは、牛肉とともに、ジャガイモ、ニンジン、セロリなどの野菜を使用し、ハーブや香辛料で風味を加えることが多いです。
実は本場フランスでは、もともとウインナーは使わないことの方が多いのです。
ウインナーを使わず、牛肉を使えば、本場に近いポトフになりますよ。
ウインナー抜き!野菜ポトフを作るコツとは?
ウインナーの代用品は何もない!という場合は、野菜だけでポトフを作ってみましょう。
ウインナーや肉を使わなくても、工夫次第で美味しいポトフになります。
ジャガイモ、にんじん、セロリ、玉ねぎ、ポワロー(長ネギ)、キャベツなど、旬の野菜をたくさん使ってくださいね。
さまざまな野菜を使って煮込むことで、素材本来の甘みやうまみを引き出して味わい深いスープになります。
野菜は大きめにカットするのがポイントです。
細かく野菜を切ってしまうと、普通の野菜スープになってしまいます。
食べ応えがあるように、野菜はどれも大きめに切りましょう。
そして、野菜だけだと、どうしても旨味やコクが足りません。
そのため、出汁が出やすいキノコ類やトマトを使うのがオススメです。
また、ハーブやスパイスを効かせるなど、味付けに工夫することで、うまみの不足を補えますよ。
- 野菜は複数の種類を使う
- 野菜は大きく切って、食べ応えを出す。
- 出汁の出る食材を加える(キノコやトマトなど)
- ハーブやスパイスで味にアクセントをつける
ポトフのウインナーの代わりを使ったレシピ3選
ウインナーの代用品で作るポトフのレシピを3つ紹介します。
- かまぼこを使ったポトフのレシピ
- 魚を使ったポトフのレシピ
- 牛肉を使ったポトフのレシピ
かまぼこを使ったポトフのレシピ
かまぼこを使ったポトフは、ちょっと変わり種。ちくわでも作れます。
かまぼこのだしの風味がスープに溶け出し、独特の旨みを加えてくれますよ。
和風のポトフもたまにはいかがですか?
【材料】(4人分)
- かまぼこ 1本(約200g)
- ジャガイモ 4個
- にんじん 2本
- セロリ 2本
- 長ネギ 1本
- 玉ねぎ 1個
- キャベツ 4枚
- 塩 適量
- 黒コショウ 適量
- 水 適宜
- チキンブイヨン(もしくは野菜ブイヨン) 2個
【作り方】
- かまぼこは斜め切りにします。ジャガイモは皮をむいて一口大に切り、にんじん、セロリ、長ネギは同じく一口大にカットします。玉ねぎはくし切りに、キャベツはざく切りです。
- 長ネギと玉ねぎを鍋に入れて、やや透き通るまで炒めます。
- 炒めた野菜にカットしたその他の野菜を加えて、一緒にさらに炒めます。
- 野菜がしんなりしてきたら、水を加えて野菜がかぶるくらいまで入れます。
- チキンブイヨンを入れて、中火で煮立たせた後、アクを取りながら弱火でじっくり煮込みましょう。
- 野菜がほどよく柔らかくなったら、かまぼこを加えてさらに5分ほど煮込んで、塩と黒コショウで味を調えます。
- 全体に味がなじんだら完成です。
魚を使ったポトフレシピ
魚を使ったポトフは、肉を使わずに魚のうまみでスープを作ります。
お好みでレモンの絞り汁を加えると、魚のさわやかな味わいが引き立ちます。
【材料】(4人分)
- 白身魚(例:タラ、サーモンなど) 4切れ
- ジャガイモ 4個
- にんじん 2本
- セロリ 2本
- リーク(ポワロー) 1本
- 玉ねぎ 1個
- ローリエ 1枚
- 白ワイン 100ml(任意)
- 水 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩・こしょう 適量
- パセリ(みじん切り)適量(仕上げ用)
【作り方】
- ジャガイモ、にんじん、セロリは一口大に切ります。リークと玉ねぎは薄切りにします。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎとリークを炒めて香りを出します。
- 野菜が少し透き通ってきたら、ジャガイモ、にんじん、セロリ、ローリエも加えます。
- 中火でしっかりと野菜を炒めた後、白ワインを加えてアルコールを飛ばします(任意で省略も可)。
- 水を全ての野菜がかぶるくらいに注ぎ、塩・こしょうで味を整え、蓋をして中火で煮込みます。
- 15分ほど煮たら、魚を加えてさらに10分程度煮込みます。このとき、魚は崩れやすいのでそっと扱ってください。
- 火を止めたら、お皿に盛りつけ、パセリを散らして仕上げます。
牛肉を使ったポトフのレシピ
フランスで作られる牛肉を使った本格的なポトフのレシピを紹介します。
時間をかけてゆっくり煮込むことで、じんわりとした深い味わいのポトフが完成します。
【材料】(4人分)
- 牛肉(ブレス、ハネシなどの煮込み用) 800g
- ジャガイモ 4~6個
- にんじん 2~3本
- リーク(ポワロー) 1~2本
- セロリ 2~3本
- 玉ねぎ 1個
- キャベツ 1/4個(大きめにカット)
- ブーケガルニ(タイム、ローズマリー、ローリエの葉を縛ったもの) 1束
- ブラックペッパー(粒)少々
- ガーリック 1~2片
- 塩 適量
- 水 適宜
【作り方】
- 牛肉は食べやすいサイズにカットします。あらかじめ塩コショウで下味をつけておくと良いでしょう。
- ジャガイモ、にんじん、リーク、セロリ、玉ねぎは適切なサイズにカットします。キャベツは一口大に切り分けます。
- 鍋に水を入れ、牛肉とブーケガルニ、ブラックペッパー、ガーリックを入れて火にかけます。沸騰したらアクを取りながら弱火で約1時間煮込みます。
- その間、時折アクを取り除きます。牛肉が少し柔らかくなったら、カットした野菜を鍋に加えます。
- 野菜が柔らかくなるまで全体としてまた1時間程度煮込みます。野菜に火が通り、肉がとろとろになるまで煮込むのがポイントです。
- 塩で味を調え、全体に味が馴染んだら完成です。
ポトフのウインナーの代用品まとめ
以上、ポトフを作るときにウインナーの代わりになる材料のアイデアと、ウインナーの代用品を使ったポトフのレシピを紹介しました。
ポトフはバリエーションが非常に豊富。
家庭や地方によって、異なる食材や調理法を用いることがあります。
ぜひ、いろいろな材料を取り入れて、ウインナーを使わないポトフのレシピを試してくださいね。
うまみがある食材を加えると、肉やウインナーがなくてもポトフはおいしくなります。
工夫次第で、野菜だけでもおいしいポトフになります。
ウインナーに縛られず、自由なアイデアで楽しみましょう。
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