ブロッコリーを素揚げする時、危ないと心配になりますか?
普段茹でたり、蒸したりして調理することが多いブロッコリー。
実は、衣をつけずにそのまま油で揚げるブロッコリーの素揚げは、簡単で美味しい食べ方です。
しかし、揚げ油が跳ねると危険なこともあります。
この記事では、素揚げブロッコリーの基本のレシピ、アレンジレシピを紹介します。
ブロッコリーを素揚げする時に、油跳ねさせないコツもお伝えしますね。
ブロッコリーの素揚げを危ないかもしれないと避けている方も、この記事を読めば、素揚げレシピに挑戦したくなりますよ。
素揚げブロッコリーのレシピ
まずは、基本の素揚げブロッコリーレシピを紹介します。
ブロッコリーを食べやすいサイズに切り分け、油で揚げるだけ!
茹でたブロッコリーとは違った食感、風味が味わえますよ。
素揚げブロッコリーの基本レシピ
素揚げブロッコリーの材料
- ブロッコリー:1株
- 塩:お好みで
- レモン:お好みで
- 揚げ油:適量
素揚げブロッコリーの作り方
1,ブロッコリーをよく洗い、食べやすい大きさにカット。
2,しっかり水気を切る(私は水切り器を使っています)
3,180度に熱した油で、ブロッコリーを2〜3分素揚げする。
4、揚げたブロッコリーを油切りして、塩を振ります。
5,お皿に盛りつけ、塩を振って完成。お好みでレモンを添えてもいいですね。
揚げ時間はお好みで調整してください。
お好みに合わせて少し長めに揚げることで、外はカリッと中はジューシーな食感を楽しめます。
素揚げブロッコリーのアレンジ
素揚げしたブロッコリーは、そのまま食べても美味しいです。
さらにちょい足しするだけで、美味しいおつまみになります。
色々な具材を組み合わせて、おいしい素揚げブロッコリーを楽しんください。
基本の素揚げブロッコリーは、アレンジしても美味しいですよ。
- 粉チーズをまぶす
- ガーリックパウダーをまぶす
- カレーパウダーをまぶす
- カレーのトッピングにする
- お酢をかけて食べる
- マヨネーズをかけて食べる
私のイチオシは、粉チーズと塩コショウをまぶすアレンジです。
ブロッコリーが苦手な子どもも、これだけは食べられるんです。
ブロッコリーの青臭い風味は消えるので、ブロッコリー嫌いな方でも食べやすくなりますよ。
ブロッコリーの素揚げは危ない?失敗しないためのコツ5点
ブロッコリーの素揚げはとてもシンプルな作り方です、ネックになるのが油跳ねしやすいところ。
なるべく油跳ねさせないで、安全に作るためにはいくつかのポイントがあります。
コツをつかんで、美味しい素揚げブロッコリーを楽しみましょう。
素揚げブロッコリーのコツ1・サイズを揃える
ブロッコリーは、なるべく大きさを揃えてカットします。
大きさが違うと、均一に揚げることができません。
同じ大きさなら、一部が生のまま、または焦げすぎることなく、美味しい仕上がりになります。
大きいと火が通りにくいので、房が大きい時は半分に切ってください。
素揚げブロッコリーのコツ2・水気をしっかりと取る
ブロッコリーを洗った後、水気をしっかりと拭き取ってください。
水気が残っていると、油はねの原因になり、かつブロッコリーの食感も悪くなってしまいます。
キッチンペーパーで拭いても水気が残る場合は、サラダスピナーで水分を飛ばしましょう。
遠心力で水分を飛ばすので、細かい房に入り込んだ水分も取り除くことができます。
素揚げの他、サラダ、炒め物など、野菜の水分を切りたいときに便利なアイテムです。
素揚げブロッコリーのコツ3・適切な油の温度にする
揚げる前に油の温度を確認してください。
適切な温度(約180℃)で揚げることで、ブロッコリーの外側はカリッとして中は柔らかく仕上がります。
油が熱過ぎると外側が焦げてしまい、中が生のままになる可能性があります。
少ない油にたくさんのブロッコリーを入れると、油の温度が下がりすぎるので気をつけてください。
揚げ物用に温度計があると便利です。
素揚げブロッコリーのコツ4・オイルスクリーンを使う
水気をしっかり取り除いても、野菜の素揚げはどうしても油が跳ねやすいです。
私はオイルスクリーン(油跳ね防止ネット)を使って、油が跳ねるのを防いでいます。
メッシュ状で水蒸気を逃がせるので、跳ねをガードしつつ、揚げものをカラッと揚げられる便利グッズです。
我が家では唐揚げでもブライでも、揚げ物を作るときには大活躍しているアイテムです。
素揚げブロッコリーのコツ5・油をよく切る
揚げた後のブロッコリーは、キッチンペーパーの上に置いて余分な油を吸収させ、粗熱を取ります。
これにより、油っぽさが減り、より美味しく召し上がれます。
塩を振りかけるのは、この粗熱をとったタイミングでどうぞ。
ブロッコリーを素揚げするメリットは?
ブロッコリーは普段茹でたり、蒸したりすることが多いですね。
あまり知られていませんが、ブロッコリー素揚げは、3拍子揃った食べ方です!
- 栄養が保たれる
- いつもと違う味わいが楽しめる
- たくさん食べられる
ブロッコリーの栄養が保たれる
ブロッコリーを素揚げする大きなメリットは、その栄養価を高く保ちやすい点にあります。
ブロッコリーに含まれる栄養素、特に水溶性のビタミン類は、水を使った調理法では溶け出してしまいがちです。
しかし、素揚げでは水を使用しないため、これらの栄養素の損失を最小限に抑えることが可能になります。
特にビタミンCは、熱に弱いとされますが、素揚げによって一気に熱を通し、なおかつ水溶性の栄養が流出するのを防ぐため、栄養価が高く保たれるわけです。
ブロッコリーのいつもと違う味わいが楽しめる
さらに、素揚げすることでブロッコリーの味わいにも変化が現れます。
素揚げにより油がブロッコリーをコーティングし、中の水分が飛ぶことで味が凝縮。
より濃厚な味わいを楽しむことができるのです。
中には「ポテトフライみたい」と感じる方もいるようですよ。
ブロッコリーがたくさん食べられる
茹でたブロッコリーを1株まるごと食べるのは、ちょっと量が多いと感じますよね。
我が家は4人家族ですが、1株茹でたブロッコリーは一食では食べきれず残りがち……。
しかし油で揚げたブロッコリーは、あっという間にペロリとなくなってしまいます。
ブロッコリーがたくさんあって大量に消費したい時にも、素揚げはオススメですよ。
ブロッコリーの素揚げは危ない?レシピとコツまとめ
以上、ブロッコリーの素揚げについてお伝えしました。
油跳ねに気をつければ、ブロッコリーの素揚げはとても美味しい食べ方です。
失敗しないためのコツ
- ブロッコリーのサイズをそろえて切ること
- 油で揚げる前に水気をしっかりと取ること
- 適切な油の温度(180度)で揚げること
- 油跳ね防止でオイルスクリーンを使うこと
- 油をよく切って塩を振ること
茹でたり、蒸したりするのに飽きたら、ぜひ作ってみてくださいね。
ブロッコリーの究極レシピが、「マツコの知らない世界・ブロッコリーの世界」で紹介されました。
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