サトウカエデの樹液から、メープルシロップは作られます。
最近話題のメープルウォーターは、カエデの樹液そのものですね。
サトウカエデの樹液からは、他にも様々な製品が作られます。
メープルシュガーは、カエデ樹液を固形にしたものです。
メープルシュガーとは?
製造方法
サトウカエデの樹液を煮詰め、およそ1/40、糖度66%になるまで煮詰めたものがメープルシロップです。
そのまま煮詰め続け、樹液の水分を完全に飛ばし、固形にしたものがメープルシュガーになります。
昔、砂糖が大変貴重だった時代、カナダではサトウカエデの樹液を煮詰め、ハードシュガーを作っていました。甘い茶色い塊を、ナイフで削って使っていたといいます。
栄養
メープルシロップを固形にしたものですから、メープルシロップ同様の栄養価があります。
カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB2などのビタミンが含まれます。
普通の砂糖より栄養がありますから、代用すれば健康的ですね。
保存方法
保存は砂糖同様、長期に常温保存できます。高温多湿、直射日光は避けてください。
形状はサラサラの粉末状や、ザクザクのフレーク状などがあります。お好みで使い分けてください。
粉末状は溶けやすいので、様々なシーンで使えます。
フレーク状はアイスクリームやヨーグルトのトッピングに。サクサクした食感が楽しめます。
メープルシュガーの使い方
砂糖代わりに
使い方は基本的に砂糖と同じです。
コーヒーや紅茶、ヨーグルト、ミルクなどとよく合います。勿論料理にも使えます。量も砂糖と同じ量を使います。
メープルシロップは料理に使う場合、液体なので混ぜりやすい反面、水分量を考慮しなくてはならないケースもあります。シュガーなら大変使いやすいです。
煮物に使うと、風味やコクが増します。お菓子作りもおすすめです。
メープルシロップは液体のため、長時間加熱すると、風味が飛びやすいのが難点です。そのため、ホットケーキにかけるなど、仕上げに使う方が多いのですね。
メープルシュガーは固形ですので、加熱しても風味が飛びにくいです。クッキーやマフィンなど、焼き菓子におすすめです。
メープルシュガー+水=メープルシロップ
メープルシュガーと水を2:1の割合でまぜるとメープルシロップになります。
小鉢などで混ぜてレンジで温めて溶かすと、琥珀色のメープルシロップの出来上がり。
メープルシュガーは常温保存できるので、要冷蔵のメープルシロップより、保管に気を使わなくていいですね。
一人暮らしで、たまにしかメープルシロップを使わない方は、シュガーとしても使えてシロップにもなる、このメープルシュガーが便利です。
メープルシュガーを使ったレシピはこちらです。


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