手作りラスクがどれくらい日持ちするのか、賞味期限や保存方法をまとめました。
パンから作るラスクは、自宅でも簡単に作れるおやつです。
手作りを楽しむ方も多いでしょう。
せっかく作った手作りラスクを腐らせてしまっては、もったいないですね。
この記事を読むと、
- 手作りラスクの日持ち・賞味期限の目安
- 手作りラスクの保存方法
- ラスクを長持ちさせるポイント
- パン耳ラスクレシピ
が、わかります。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
手作りラスクの日持ち・賞味期限は?
ラスクはパンの水分を取り除いた分、比較的日持ちがします。
手作りは市販品と違って、賞味期限は決まっていません。
手作りラスクの賞味期限は?
手作りラスクの日持ちは、1週間~10日間が目安です。
ちなみにラスクで有名なお菓子メーカー「 ガトーフェスタハラダ」の看板商品「グーテ・デ・ロワ」の賞味期間は製造日より50日です。
これは専門の工場で衛生的に作られ、個包装されたために実現した賞味期限です。
個人が家庭のキッチンで作った場合、早めに食べきった方が良いでしょう。
手作りラスクの保存方法は?
ラスクは常温で保存できます。
保存のポイントはこの3つです。
- 直射日光をさけて常温保存
- 冷ましてから密閉容器(または密閉袋)に入れる
- 容器に乾燥剤を入れる
乾燥していて日持ちするので、冷蔵庫・冷凍庫で保存しなくても大丈夫です。
逆に冷蔵庫・冷凍庫に入れると、出した時に結露して湿気てしまうことがあります。
常温で、乾燥した状態で保存するのが一番です。
焼き立てを保存容器に入れると湿気てしまうので、熱をとってから保存してください。
乾燥剤を入れて保存すると、サクッとした食感が維持できますよ。
手作りラスクを長持ちさせる作り方
せっかくラスクをお家で手作りしたら、腐らせたり、湿気させたりしないで、美味しく食べたいですね。
長持ちさせる作り方のポイントと、パンの耳に作るラスクのレシピを紹介します。
ラスクを長持ちさせる作り方のポイント
手作りラスクは、保存料や防腐剤を使いません。
長持ちさせるためにポイントはこの2つです。
- 衛生的な環境で作る
- しっかりパンを乾燥させる
当たり前のことですが、手もキッチン用品もしっかり洗って清潔な状態で作ることが大事です。
また、パンの水分を飛ばしてしっかり乾燥させることが、重要です。
乾燥しきれていないと、作った翌日から湿気てくることがあるので、気をつけたいですね。
手作りラスク「パン耳ラスク」レシピ
余りがちなパンの耳で作る、パン耳ラスクの作り方を紹介します。
サンドイッチを作って大量にパンの耳が余った時、我が家ではこのレシピでパンの耳をラスクにしています。
このパン耳ラスクの作り方で、より日持ちさせるポイントをチェックしてください。
手作りラスク「パン耳ラスク」の材料
- パンの耳 半斤分
- バターまたはマーガリン 30g
- メープルシュガー 大さじ1(砂糖で代用可)
メープルシュガーは、メープルシロップを粉状にしたもの。詳しくはメールシュガーの使い方の記事を参考にしてください。
手作りラスク「パン耳ラスク」の作り方
準備、オーブンを150度に予熱しておきます。
1、フライパンにバター(またはマーガリン)を入れ、弱火で溶かします。
2、パンの耳を加え、バターをまんべんなくしみこませます。
3、火を止めて、メープルシュガーを加え、全体にからめます。
4、オーブンの天板にクッキングペーパーを敷き、3のパン耳を重ならないようにのせます。
5、150度のオーブンで30分焼きます。
6、すぐに取り出さずオーブンの中でさらに30分放置。余熱でさらに乾燥させます。
パンの耳はそのままの長さでも、小さく切ってもOK。
お好きなサイズで作ってください。写真は、半分に切ってあります。
長持ちさせるためにも、食感をよくするためにも、しっかり乾燥させることが大事です。低温でじっくり焼いた後、天板に乗せた状態でオーブンの中で放置すると、しっかり乾燥させることができます。
パン耳ラスクのアレンジ
パン耳ラスクはメープルシュガーを使わず、他の味付けを楽しむこともできます。
甘い系ラスク
- バター+砂糖
- バター+きなこ+砂糖
- 何もつけずに焼いてチョコレートをコーティング
しょっぱい系ラスク
- バター+顆粒コンソメ
- バター+ガーリックパウダー+パセリ
- オリーブオイル+粉チーズ
私の子どもの頃、母が作ったパン耳おやつは、油で揚げて砂糖をまぶしたかりんとうでした。美味しいですが、油を使うので片付けが大変、カロリーが気になる、たくさん食べると胸やけする…などの問題が。それで我が家は、もっぱらパン耳はラスクにしています。子どもも大好きです。
手作りラスクの日持ち・保存方法まとめ
以上、手作りラスクの日持ち・賞味期限・保存方法をお伝えしました。
- 手作りラスクの日持ちの目安は、1週間~10日間
- 保存は直射日光をさける
- 保存は冷めてから密閉容器または密閉袋に入れる
- 乾燥剤を使うとより長持ちする
ラスクはサクッとした軽い食感がおいしいですね。
この軽い食感のうちに、早めに美味しく食べきりましょう。
余りがちなパンの耳を使ったラスクレシピも、ぜひ作ってみてください。
- パンの耳に溶かしたバターとメープルシュガーをからめる
- 150度に予熱したオーブンで30分焼く
- そのままオーブンの中で30分放置する
手作りラスクが湿気てしまった場合は、再度低温のオーブンで乾燥させると、食感が戻ります。
ぜひ、お試しください。
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