メープルシロップは1年に1度、春先の、ほんの数週間しかとれません。
カナダのケベック州近辺では、この時期に、シュガージャック(メープルシロップを作る小屋)でお祭りをするそうです。メープルシロップの収穫祭ですね。
お祭りではメープルシロップを使った料理を楽しみ、メープルタフィーを作って食べます。子どもだけでなく、大人にも人気なんだとか。
雪の上に、出来立てアツアツのメープルシロップを垂らすと固まり始めます。
そこを棒でクルクル巻いてキャンデーにするのです。
イメージ的には、駄菓子屋の水あめをクルクルする感じでしょうか。屋台でも売られるそうですが、自分で作るって楽しそうですね。
メープルシロップは糖度があるので、冷凍庫に入れても固まりません。
メープルシロップよりさらに煮詰めて、トロリとさせたものを使います。
冷えていてもダメで、温めたものでないとうまく固まりません。
我が家でも、子どもと作ってみました。
まず準備、雪をどうする?
カナダのお祭りでは、メープルシロップは雪で冷やします。なので、まず雪が必要です。
しかしここは日本。冬でもないので、雪などあるはずもなく…。
代用品で、かき氷を用意します。かき氷を入れるのは、平べったい器がいいです。
しかしまさか、こんな形で、かき氷を作るとは(笑)
メープルシロップを煮詰めましょう
かき氷を擦りながら、小鍋にメープルシロップを入れて煮詰めていきましょう。
火は弱火。フツフツと泡立つので、量は少なめでも深さのある鍋がおすすめです。
今回は、ダークを使いました。グレードはお好みでどうぞ。
量は100㎖使いましたが、これもお好きな量で。
いざ、メープルタフィーを作ります
メープルシロップにとろみがついて、スプーンですくってサラサラ落ちなくなったら、煮詰めるのをやめます。
私は半量より多いところで止めました。
かき氷を広げたお皿に、煮詰めたメープルシロップを垂らします。
2センチ幅を8~10センチくらい垂らします。量は適当で大丈夫です。
温かいシロップが冷やされて、すぐに固まります。
素早く、割りばしでクルクル巻きましょう。
ゆっくりしていると、メープルシロップと氷がくっついてしまって、うまく巻けません。
巻いたら、一口で食べましょう。
ゆっくり舐めていると、メープルシロップが温まって垂れてきます。一口でぱくっといきましょう。
とってもおいしいですよ。
煮詰めているので、メープルシロップより甘味が強いです。
冷やされてまわりは固まっているのですが、中はまだ柔らかいので、口に入れるとすぐ溶けます。
まわりに少しついた氷が、口の中でシャリっとして溶ける感じも面白いです。
子どもと交代で、10個くらい作りました。
最後はメープルミルクをどうぞ
小鍋に張り付いたメープルシロップがもったいないので、ミルクに溶かして飲みました。
メープルシロップを煮詰めたものですから、甘味も濃縮されていて、おいしいメープルミルクになります。
まとめ
やってみたら、とっても簡単にできました。簡単で、おいしくて、楽しい!
かき氷が面倒なので、大きめの保冷材にアルミホイルを引いてやってみましたが、くっついてしまってうまく作れませんでした。
かき氷なら失敗しません。ぜひやってみてください。
メープルシロップについては、こちらも読んでみて下さいね。


コメント
Great I m from canada but i still like it resipe is quiet bad but still good.