メープルシロップは何からどうやって作るの?産地と作り方を解説

メープルシロップとは

メープルシロップは名前の通り、メープル(サトウカエデなどの樹木)のシロップ(濃厚な糖液)です。

独特の風味があり、ホットケーキにかけるのが代表的な食べ方です。

そのメープルシロップの産地や作り方はご存知ですか?

メープルシロップの産地

カナダ

メープルシロップといえば、カナダが有名ですね。

カナダの国旗は中央に赤いサトウカエデの葉が配置され、メイプルリーフ旗とも呼ばれています。

サトウカエデはカナダを代表する樹木で、高さ30~40mにもなる大きな木です。この樹液からメープルシロップは作られます。

しかし広いカナダでも、メープルシロップが作られるのはごく一部の地域だけ。

カナダ南東部のケベック州・オンタリオ州・ニューブランズウィック州・ノバスコシア州です。

世界のメープルシロップの約80%がカナダ産、その内90%以上がケベック州産です。

この地域は夏は暑く、冬はマイナス30℃になるほど寒い気候です。

この寒暖差のある気候が、サトウカエデの自生に適しています。

アメリカ

アメリカではカナダと隣接する限られたエリアで、サトウカエデが自生してます。

ニューヨーク州やバーモント州が産地として有名です。

日本は?

日本にもカエデは自生していますが、サトウカエデほど糖度が高くないため、メープルシロップは作られてきませんでした。

最近はイタヤカエデなどから、国産メープルシロップが作られる地域もあります。

超貴重・日本産メープルシロップ!国産はどこで買えるの?
国産のメープルシロップの産地の紹介です。多くのメープルシロップはカナダ産ですが、国内では山形・埼玉・北海道など、限られた場所で作られています。通販もありますよ。

メープルシロップの製造方法

収穫の季節

サトウカエデの樹液が採取できるのは、一日の寒暖差が最も大きくなる春先、2月から4月のみです。

サトウカエデは夏に樹木の内部にでんぷんを蓄え、冬にでんぷんを糖分に変えて寒さに耐えます。

そして春先に土から水分を吸い上げ、糖分を含んだ樹液を出します。

この樹液が、栄養たっぷりでほんのり甘いメイプルウォーターです。

収穫方法

メイプルウォーターは、直径 30 センチメートル以上の木に小穴をあけて採取されます。

1本の木から約 40~80 リットル採取できます。

昔ながらの手法では木にバケツをつけて樹液をため、シュガーハウス(樹液を煮詰める家)まで運びます。

今は大規模な施設では、チューブで直接工場に運ばれます。収穫も近代化されているのですね。

製造方法

収穫した樹液(=メープルウォーター)を集め、煮詰めてろ過します。

とれたての樹液の糖度は2~3%。これを糖度66%まで煮詰めると、メープルシロップの出来上がりです。

40リットルの樹液を煮詰めて、できるメープルシロップはたったの1リットル。

とれたての樹液は水のようですが、煮詰めることで色がつきます。

砂糖を加熱すると、茶色いカラメルになるのに似ていますね。

まとめ

メープルシロップは、サトウカエデの樹液を1/40に煮詰めて作られます。

私は調べるまで、てっきり木からあの琥珀色のシロップが出てくるのかと思っていました…。値段が高いのも納得です。

サトウカエデの樹液は、収穫し始めは糖度が高く、収穫の後半は糖度が低くなっていきます。

しかしメープルシロップの糖度は66%と決められているので、樹液の糖度によって煮詰める時間は異なります。

この時間の長さで色や風味が変わるため、4つの等級に区分され販売されています。

こちらも参考にしてくださいね。

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カナダのメープルシロップには4つの等級があり、色や風味が異なります。繊細なゴールデン、定番のアンバー、コクのあるダーク、料理向けのベリーダーク。用途で使い分けて下さい。

コメント

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